日中サポプロ-書道編-「巣ごもり部屋を作ろう」開催報告
6月10日(水)13:30~15:00しばぞのキッズさんの1階をお借りして日中サポプロ書道編を開催しました。
題して「巣ごもり部屋を作ろう!」です。
書道はどこへ??と思った方もおられると思いますが、川口先生の書道は図工と美術の要素をふんだんに盛り込んだものになります。
川口先生がスーパーをはしごして集めて下さった段ボールを使って、子ども一人が中腰で入れるくらいの高さ、且つ、丸まって寝転がれるくらいの広さの部屋を作り、その壁面に書道で思いの丈をぶちまけます!
カッターを使ってダンボールを分解し、紙テープで貼り付けて巣ごもる部屋を組み立てていきます。作りたい子は屋根を作り、好きな場所に出入り口を作って工作は完成!かなり大きいので体全体を使って作業しなければならず、みんな汗だく!早速、部屋を出入りしてみたり巣ごもってみたりととても満足そうでした。
そして、いよいよ待ちに待った書道が登場するはずですが…ここで面白エピソードが!!なんと川口先生から「(工作大変だったし)もう書道はしなくてもいい!」発言が!!まさかの書道しない書道教室!!斬新すぎます!!(笑)Switchの活動は強制せずに本人の意志を尊重しながらゆる~くやることを意識しているので、その言葉は子どもの心に響いたことでしょう。ゲーマー達は直ぐにゲームへ!工作だけを楽しんで終わる子供もいました。みんなやめちゃうかな~と思いきや「これのどこに書道するの??」という疑問に、壁に好きなこと、例えば…など具体的に説明があるとやる気が出てきた子どももいて「墨と筆どこですか~?」の一言!川口先生大喜びです!!
飼っているペットの家に見立てて似顔絵を書いたりペットの気持ちを書いたり、お母さんへ向けたメッセージを書いたり、得意な絵を書いたり。前回のオンライン書道企画で学んだ古代文字を書く子もいました!みんな思いのまま自由に書道を楽しんでいました。
今回、書道の原点は”書画”(=書と絵画)と教えてくれた川口先生。書道には絵も含まれることを知った子どもたちは、書道の捉え方も大きく変わったことでしょう。「二度書きOK!なんでもあり!大事なことは自分が納得できるかどうか!」とも教えて下さいました。毎回、書道の固定概念をことごとく崩してくださる川口先生には感謝しかありません。
オンラインで開催はしていたものの2ヶ月以上ぶりに顔を合わせた子どもたちの変わらない笑顔にこちらが元気をもらいました。
書道企画は毎月第2水曜日になります。場所は引き続きしばぞのキッズさんをお借りして開催します。いつも快く受け入れてくださるしばぞのキッズさん、ありがとうございます!!