大人も学ぼうシリーズ 第一段 【書籍紹介】ゲーム・ネットの世界から離れられない子どもたち
大人も学ぼうシリーズとして、書籍などをご紹介していこうと思います。
第一段は
子どものこころの発達を知るシリーズ10
ゲーム・ネットの世界から離れられない子どもたち
著者:吉川徹
子どもの頃からゲームを楽しんでこられた、児童精神科医の先生が書かれている本です。
ゲームやネットをただ規制することはせず、リテラシー(使いこなすスキル)を高め、正しく楽しく活用していくことを推奨しておられます。
ポイントは大人がゲームやネットの世界を知り、好きになることのようです😊
不登校の子どもや発達障害といわれる子どもは特にゲームやネットとの関係が問題視されることが多いのではないでしょうか。
親の会でも話題に上がることが多く、悩んでおられる方も多いのがゲームとネット。
我が家ではそれ自体を問題視することはせず、むしろ学びに必要な要素として積極的に受け入れています。例えばYouTubeで調べたことをゲームで再現するとか、ペットを飼ってみるなど、学び以外のなにものでもないと思うのです。
最近はYouTubeの影響でキャンプしてみたいなんて言い出しています!ゲームやネット以外にも楽しいことがあるのを知るのが大切と本の中でも書かれていますが、ネットを通じて他の楽しみを知ることもあるんですね。
とはいえ各家庭でルールは必要でしょう。
大人も子どもも楽しいことには一定のルールが必要だと思います。そしてルールを決めるには対象となるゲームやネットのことを知らなくてはなりません。興味のない大人には難しいことかもしれませんが、子どもが好きなことですから、大人も学びましょう😊
ネット書店では軒並み売り切れていて、定価1980円ですが高値で売られているところもあるようです。出版社のサイトには重版中と書かれていますので、慌てず待ちましょう。私はリアル書店で探して買いましたよ。
イラスト:由希